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基本構想案を地元に説明−日向市
日向市は、4月から無床診療所に運営形態を移行する市立東郷病院の敷地内への建て替えに関する基本構想案の説明会を17日夜、地元の東郷公民館「さくら館」で開いた。同市東郷町内に住む人たちを中心に約50人が参加。外部有識者で構成する市立東郷診療所(仮称)整備検討委員会が検討を進め、市がまとめた同構想案の説明後、意見を交わした。
冒頭、十屋幸平市長は医師確保や病院経営が厳しく、これまでに入院診療を2度休止した現実を示し、「これから5年先、10年先を見越して、持続可能な医療体制を確保するという最も大事な視点に立った上で、4月から無床診療所に移行する苦渋の決断を下した」と理解を求めた。
説明会では同市の長倉芳照地域共生・地域医療推進担当理事が、整備地選定までの経緯、今後の方向性、施設整備の考え方、課題解決に向けた取り組みなどについてスライドを使って説明した。
その中で「4月から無床診療所として新たにスタートし、地域のかかりつけ医療機関として在宅医療や疾病予防の取り組みなどを充実し、安全・安心な医療を提供する」などと今後の方向性を示した。
具体的には「在宅患者を支援するため、地域包括支援センターなどと連携し、訪問診療や往診を積極的に実施する」「地域包括ケアシステムを推進するため、24時間体制で訪問看護を実施し、患者や家族から療養生活に関する相談や苦痛の緩和などへの支援を行う」など述べた。
課題解決のための環境整備としては、東郷分遣所への救急車の配備、乗り合いバスの運行体制の見直しと送迎バス運行の検討、CT(コンピューター断層撮影装置)をはじめとした医療機器の導入や更新の検討などを挙げた。
施設の規模は簡易試算で建物面積500平方メートル程度、敷地全体面積で2000〜3000平方メートル程度とし、「今後、基本計画や基本設計の中で詳細を検討し、適切な施設規模を決定したい」と話した。
地元の人たちからは「先代が苦労して造った病院を無床診療所にするのは納得いかない。努力が足りないのでは」「基本計画の中に老朽化した東郷総合支所の建て替えも入れるべき」「救急車の配備は急ぐべき」などの意見が出され、十屋市長がそれぞれ回答した。
同町福瀬から参加した70歳代の男性は「いろいろな意見があると思うが、私は市が決定した無床診療所の方針に従うしかないと思う。代わりに訪問診療や通院手段の充実、救急搬送体制の整備に力を入れてほしい」と話した。
同説明会は今夜、日知屋公民館でも開催。
市は、市立東郷診療所(仮称)基本構想案に関する市民からの意見募集(パブリックコメント)を19日まで行っている。同基本構想案は市の公式ホームページで公表しているほか、東郷病院、細島支所、岩脇支所、美々津支所でも閲覧できる。
市は説明会の意見やパブリックコメントを踏まえ、今年度中に同基本構想を策定。整備スケジュールについては、来年度に基本計画と基本設計、2022年度に実施設計、23年度に整備工事を進め、24年度の早い段階での供用開始を目指すとしている。