トーフク−「コンパスウオーク」

富美山町にオープン

◆県内２カ所目−歩行訓練特化型施設

　介護タクシーや福祉介護用品の販売・レンタル事業などを展開するトーフク（本社・宮崎市佐土原町、甲斐聖士代表）の歩行訓練特化型リハビリデイサービス施設「コンパスウオーク延岡富美山」が１日、延岡市富美山町にグランドオープンした。

　同社の「お年寄りを敬い護（まも）る」という経営理念に基づいた〃敬護施設〃。歩行訓練特化型の施設としては宮崎市に続いて県内２カ所目で、建物は鉄骨コンクリート２階建て。延べ床面積は６５・６平方メートルで広い駐車場を備える。

　施設には看護師、理学療法士、柔道整復師、介護福祉士の資格を持つスタッフが常駐。歩行が困難な高齢者らの機能回復訓練を行う。

　平行棒やレッグプレスマシン、レッグエクステンション、エアロバイク、マッサージ用マットなどを備えており、利用者それぞれの体力や心身の状態を分析し、個別メニューを作成するため、きめ細やかな訓練が実施できるという。

　理学療法士の日高裕哉さんは「できないことを分析して、負の連鎖を断ち切ることを目指している。敬護の理念を大事に、利用者のためになる施設にしたい」と意気込んでいる。

◇理学療法士などが常駐−機能回復きめ細やかに

　利用料金は要支援度、要介護度、利用回数によって変動するため、事前に面談が必要。利用時間は午前９時〜午後０時５分、午後１時３０分〜４時３５分。定員は午前、午後で各２０人を予定している（土・日曜は休み）。車で２０分圏内は送迎もある。問い合わせは同施設（電話延岡２９・２１０１）。