フードバンク活動に協力−ダイナム

食品などを寄贈−宮崎延岡店

　全国にパチンコホールを展開するダイナム（本社・東京都）の宮崎延岡店（延岡市川原崎町、吉田大吾ストアマネジャー）は２２日、市社会福祉協議会（柳田泰宏会長）が運営する「のべおか自立相談支援センター」のフードバンクに調味料や缶詰などの食品とホットプレート合わせて約２０点を贈った。

　同社は、全国に展開するパチンコホールごとに献血や寄金、清掃などにも取り組んでおり、今回はその社会貢献活動の一環。昨年からは、さらに社会の役に立とうと地域共生に関わる部署を新設、社全体で活動に励んでいる。

　この日は同市三ツ瀬町の社会福祉センターで寄贈式があり、吉田ストアマネジャーが、同社協の原岡秀樹常務理事に目録を贈呈。原岡常務理事は感謝状を手渡し、「社会福祉の増進に協力していただきありがたい」とお礼を述べた。

　寄贈品には、イベントで余った景品を活用。吉田ストアマネジャーは「ささやかだが、役に立てていただければ。今後も美化活動などできることから取り組み、地域に貢献していきたい」と決意を語った。

　同センターは、２０１４年に同社協内に開設。１６年から、生活が苦しい市民に食べ物を無償で給付するフードバンク活動を開始した。これまでに個人、世帯合わせて３３０件（２２日時点）に提供しているという。


◆随時、寄贈品を受け付け−困っている人からの相談も

　同センターは常温で保存でき、賞味期限が１カ月以上の米やインスタント食品など、備蓄できない生鮮食品以外の食べ物を募集している。困っている方からの相談も受け付けている。時間は平日午前９時〜午後４時３０分。問い合わせは同センター（電話延岡２０・６１１１）。