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美郷栗「イメージに近い香り」

本紙掲載日:2021-04-28
8面
石井さんの説明を受けながら栗の農園を視察する青木さん(右)
田中町長と懇談する青木さん

世界的に活躍・パティシエ青木さん

◆全国の食材でコンフィチュール−町内の農園視察、新作にも意欲

 パリを中心に活躍している世界的パティシエの青木定治さん(52)が23日、県内有数の栗の産地、美郷町を訪れ、田中秀俊町長と意見を交わしたほか、栗の農園を視察した。町では「美郷栗」としてブランディングを進めており、田中町長は「気に入ってもらえてうれしい。ぜひ美郷の栗をPRしてほしい」と話した。

 青木さんは「新型コロナウイルス感染拡大の影響で出荷できずに困っている、すごく良い食材がたくさんある」として、昨年10月から全国各地の食材を集めてコンフィチュール(英語でジャム)を作っている。

 その一つとして、同町で生産された栗とキンカンを使ったコンフィチュールも作っていることから、産地視察のため初めて来町した。

 この日は、田中町長と葉桜ふれあい公園で懇談し、栗きんとんや栗おはぎなども試食した。町産の栗を使ったコンフィチュールは、評判が良くリピーターもいるとし、「大自然を感じる。(美郷の)気候によって奥深い栗ができており、ヘーゼルナッツのような、私の作りたいヨーロッパのイメージに近い香り」と話した。

 田中町長は「まずは栗で一点突破。付加価値を付けて売り出せれば、生産者にもフィードバックできる。そうして徐々に、キンカンなど他の作物の認知度が広がれば」と期待した。

 その後、同町西郷田代の石井寿幸さん(73)が管理する栗の農園を視察。青木さんは「現地を見るのが一番大事。栗のお菓子は秋に一斉にスタートする。今度の秋に向けていろいろ考えていきたい」と話した。

 町によると、町内のクリ生産量は2019年が81・5トンで、20年は台風の影響でやや減少の69トンだった。今後は年間を通して美郷栗を全国に発信するため、旧田代小体育館に加工場の建設を進めているという。

 なお、町産の栗とキンカンを使ったコンフィチュールは、青木さんが展開する「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」で販売されているほか、町のふるさと納税返礼品として取り扱う予定になっている。

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