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万一に備え、技術習得

本紙掲載日:2021-05-08
8面
セルフレスキューの技術を学ぶのべおかロイヤル山岳会の会員(提供写真)
4月定例登山に参加したのべおかロイヤル山岳会の会員ら(提供写真)

セルフレスキュー学ぶ−ロイヤル山岳会

 登山愛好家でつくる「のべおかロイヤル山岳会」(奈須邦彦会長、50人)の4月定例登山が4月25日、延岡市の行縢山であった。会員らは新緑が美しい行縢山の登山を楽しみながら、山腹にある県民の森でセルフレスキューの技術について理解を深めた。

 この日は25人が参加。集合場所の県むかばき青少年自然の家から登頂し、約1時間30分かけて県民の森へ。講師に迎えたくじゅうネイチャーガイドクラブ所属の藤田佳代さん、中島敬元さんからセルフレスキューの技術について学んだ。

 セルフレスキューは、万が一の事態が発生した時に自身を守ったり、仲間を助け出したりする技術。講習では、ファーストエイド(事故遭遇時の初動動作)、ザックとレインウエアを使った救助法、スリングとロープを使用した危険箇所での対処法(ロープワーク)などを学んだ。

 同会幹事の河野孝夫さんは「初めてファーストエイドの講習を受け、訓練の重要性を再認識した。ロープワークも含め、今後も訓練を続けていきたい」と話した。

 同山岳会は入会者を随時募集している。問い合わせは同事務局の日新興業総務(電話延岡33・2455)。

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