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8月に「牧水短歌甲子園」

本紙掲載日:2021-05-10
8面

出場チーム募集、表現力で戦おう−日向

 日向市は、高校生が自作の短歌で感性や自己表現力を競う「第11回牧水・短歌甲子園」(8月21、22日、日向市中央公民館)の出場チームを募っている。同市、同市教委、日向若山牧水顕彰会主催。牧水・短歌甲子園実行委員会主管。応募締め切りは今月28日(当日消印有効)。

 大会は野球のように先攻、後攻を決め、交互に短歌を詠み合う。攻撃側が短歌を発表し、31文字に込められた思いなどを説明する。守備側は短歌に対する意見や質問をぶつける。

 短歌の出来栄えだけでなく、制限時間内の攻防を含めて、歌人で若山牧水記念文学館(同市東郷町)の伊藤一彦館長や宮崎市在住の歌人俵万智さんらが審査する。

 対象は全国の高校生。6月上旬をめどに予選通過の12チームを選出。本選の8月21日には、3チームずつ4グループでリーグ戦を行い、翌22日は各グループの1位同士が準決勝、決勝に進み、優勝を決める。出場料は無料。

 優勝チームなどの成績上位校には、9月25、26日にメディキット県民文化センター(宮崎市)で開かれる県主催事業「国文祭・芸文祭みやざき2020全国高校生みやざき短歌甲子園」への出場権が与えられる。

 昨年大会は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、事前に各チームから提出された作品を、審査員がリモートで審査する紙上対戦に変更された。今年の大会も内容の変更、入場制限などを行う場合があるという。

 牧水・短歌甲子園のチーム編成は選手3人、引率1人の4人。出場希望チームは投稿用紙に選手3人の未発表自作短歌を1人1首、計3首を記入し、出場申込書と共に、日向市教育委員会スポーツ・文化振興課(電話日向52・2111、内線2432、ファクス0982・54・2189)内の同実行委員会事務局へ郵送または電子メールで送ること。問い合わせ先も同じ。

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