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現校舎解体へ、カウントダウンカレンダー

本紙掲載日:2021-05-12
8面
カウントダウンカレンダーを設置した実行委員の皆さんら。後列右から2人目は吉弘校長(8日午前、細島小学校=撮影時のみマスクを外しています)

改築進む細島小にお目見え−日向

◆感謝の気持ち込めて

 校舎の改築工事が進む日向市立細島小学校(吉弘哲章校長、96人)に8日、現校舎の解体工事開始を知らせるカウントダウンカレンダーがお目見えした。

 順調に校舎改築工事が進む中、これまでお世話になった校舎への感謝の気持ちを表そうと、同校と、校舎改築に伴って発足した同校旧校舎ありがとう実行委員会(宇多津清隆実行委員長、12人)が設置した。

 カウントダウンカレンダーは縦1メートル、横2・4メートルほどの大きさで、8月23日から予定されている解体工事100日前の今月15日からカウントダウンをスタート。児童が作成した数字を、平日は下校前に児童が、土・日曜や祝日など学校が休みの日は教職員、実行委メンバー、地域の人たちらが残り日数を入れ替えていくという。

 この日は設置作業があり、実行委メンバー約10人が参加。体育館の北側にある花壇の一角にスコップなどで穴を掘り、約1時間かけて取り付けた。実行委の高木慎平さん(41)は「閉校などではないが、慣れ親しんだ校舎が解体される。卒業生や地域の皆さんにとっては思い出の多い学びや。解体開始まで、感謝の気持ちを込めて盛り上げていきたい」。別の実行委員も「まだまだ先のことだと思っていたが、看板を設置し、解体開始への実感が湧いた」と感慨深げに話した。


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