生活衛生の向上に尽力

理容業２個人１店舗を表彰−延岡保健所

　生活衛生の向上発展に尽力したとして、県延岡保健所（救仁郷修所長）は１０日、県理容生活衛生同業組合延岡支部（柳田浩二支部長）の２個人、１店舗を表彰した。延岡市大貫町の同保健所で表彰式があり、救仁郷所長が賞状と記念品を贈った。

　同保健所は毎年、組合員と模範となる衛生活動について、功労者と優良施設を表彰している。表彰式は例年、同支部の定期総会に合わせて行われているが、昨年に続き、今年も新型コロナウイルスの影響で中止となったため、独自に開催。昨年度、今年度の受賞者をたたえた。

　表彰式では、救仁郷所長が「理容業への多大な貢献、苦労と熱意に敬意を表したい。今後も業界発展のために活躍してほしい」とあいさつ。昨年度の生活衛生功労者の黒木脩二さん（北町、理容クロキ）と今年度の生活衛生功労者の新名要さん（別府町、ｒｉｖｅｔ）、生活衛生優良施設のカットハウスＮＯＢ（粟野名町、古谷信行店長）に賞状と記念品を手渡した。

　代表で、黒木さんが「衛生に注意しながら安全、安心を心掛けてきた。新型コロナの変異もあり、ますます注意する必要がある。（理容業は）健康である限り頑張りたい」と謝辞を述べた。
長寿・永年表彰も

　会場を市中小企業振興センターに移し、組合表彰もあり、８０歳の長寿祝い、永年４０年表彰をそれぞれ３人に贈った。表彰後は、５月に就任した新役員の紹介もあった。

　組合表彰の受賞者、新役員は次の通り。

【組合表彰】長寿祝い＝黒木脩二、吉村仁士、渡邉文雄▽永年４０年＝小泉頼明、藤本緑、甲斐精

【新役員】支部長・共済部長＝柳田浩二▽副支部長・事業部長＝新名要▽会計＝甲斐美登▽教育部長＝浮島一浩▽広報部長＝吉田貴章