後藤会長を再選－高千穂町商工会通常総代会

本紙掲載日：2021-05-24

8面

高千穂町商工会の第６１回通常総代会

改選後にあいさつする新役員

２１年度－商品券発行、事業継承支援

　高千穂町商工会（後藤和博会長、３６３人）の第６１回通常総代会は２０日、同町三田井のゆめゆめプラザＴＡＣで開かれ、２０２１年度の事業計画などを決めたほか、任期満了に伴う役員改選で後藤会長（７０）＝同町三田井、うさぎや社長＝を再選した。任期は３年。

　総代会には総代５２人（委任状含む）が出席。後藤会長は、新型コロナウイルス感染症の経済対策として昨年実施した高千穂グルメスタンプラリー、高千穂１００円商店めぐりなどに触れ、「一定の効果があったのではないかと思う。新型コロナの影響は続くと思うが、われわれも前向きに協力し合って頑張っていきたい」とあいさつした。

　議事では、２０年度の事業報告と収支決算、２１年度の事業計画と収支予算などをいずれも承認。役員改選では後藤会長のほか、副会長２人、理事１７人、監事２人を選んだ。

　２１年度の事業計画としては、▽経営改善普及事業の推進▽地域総合振興事業の推進▽商工会組織・財政基盤強化対策の推進▽県商工会連合会などとの連携事業の推進▽情報化対策の推進▽行政・経済団体との連携強化―を重点に、具体的には町内での消費喚起を目的とした商品券の発行、県事業承継・引継ぎ支援センターと連携した事業承継支援、新型コロナに関する支援などに取り組む。

　新役員は次の通り（◎は新任、かっこ内は事業所名）。

会長＝後藤和博（うさぎや）▽副会長＝藤本浩（高千穂車輌整備工場）◎戸髙昌治（マルサン）▽理事＝興梠詔保（民宿「千穂」）興梠孝明（宝屋商店）興梠重盛（河内建設）冨髙紀伯（やまとや）市野辰廣（丸九電設）竹村安博（タケムラ）工藤浩章（天岩戸木彫）興梠勝宣（ニコニコ）甲斐輝樹（ケーテック）江藤宏良（江藤自転車）山元啓嗣（宮崎太陽銀行）甲斐秀一（天翔葬祭）佐藤修一（佐藤銃砲店）甲斐雅也（甲斐製茶園）工藤和英（高千穂酒造）佐藤文彦（ひむか造園土木、青年部長）児嶋佐代子（そば処「天庵」、女性部長）▽監事＝飯干金光（農家民泊「蔵森」）◎工藤貴喜（工藤工務店）