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コロナ禍、献血量ぎりぎり

本紙掲載日:2021-07-02
1面
さらなる協力が求められている献血。会場では感染防止策を徹底している(6月25日、延岡市北浦総合支所前)

協力呼び掛け−県赤十字血液センター

◆災害シーズン−献血バス出せない日も

 長引く新型コロナウイルス感染症の影響で、全国的に輸血用の血液が十分に確保できない状況が続いている。これからの時期は大雨や台風で献血バスが出せない日が増えるため、さらに不足する傾向にあり、県赤十字血液センターは協力を呼び掛けている。

 同センターによると、県内の献血者は新型コロナの感染が広まり始めた昨年3月下旬から急減。計画目標を3〜1割下回る状況が続き、今年1月には九州地方を襲った寒波で1100人分相当の献血バス14台が稼働できなくなった。

 この結果、2020年度の県内献血者数は計画目標に1099人届かず、率にして2・6%の未達。献血された血液は全国のブロックごとでまとめ、管轄の都道府県に配分しているが、コロナ禍の外出自粛による協力者の減少、感染拡大に伴う献血活動自体の中止などで、九州も不足気味という。

 県内では感染拡大に伴う緊急事態宣言が発表されるなどしたため、4、5月も計画通りに献血会場が開けず、目標は未達成。6月に入ってからは、ワクチン接種の対応に追われ献血バスの受け入れがかなわない医療機関なども出始めるなど、厳しい状況が続いた。

◇今月は愛の血液助け合い運動月間

 こうした中、県赤十字血液センターは大雨時期にさらなる不足を招かないよう、日赤が掲げる7月の「愛の血液助け合い運動」月間とも連動し、献血協力の呼び掛けに力を入れている。

 6月25日には延岡市北浦総合支所で「町・総ぐるみ献血参加運動」を実施。事前に新聞広告や周辺住民へのチラシ配布、当日の広報車巡回でも協力を求め、会場には午前中から次々と献血者が訪れた。

 近所から来場した自営業の東畝あゆみさん(45)は、「何かしら役に立てればと思ってはいるのですが、大型店などでの献血はなかなかタイミングが合わず、今回は事前にチラシで知って足を運びました。献血ができるよう食事や健康、感染防止にも気を付けています」と話していた。

 町・総ぐるみ運動は、市町村合併前の旧町村を主な対象とした取り組み。合併による役場(総合支所)職員の減少や、人口減を補うため、従来は一定時間ずつ複数箇所で開いていた献血会場を1カ所に集約し、希望する高齢者などは送迎もして協力者確保に努めている。

 会場では職員だけでなく、来場者も漏れなく問診と検温、手指消毒を受けてもらい、献血バス内には飛沫(ひまつ)防止シートや空気清浄機を設置し、常時換気するなど感染防止策を徹底。実際、国内で献血会場での感染は確認されていない。

 県赤十字血液センターは「輸血を必要とする人はずっといますが、6月も供給量はぎりぎりでした。ご理解の上、これまで以上のご協力をお願いします」と訴えている。

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