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黒木保隆新村長に聞く

本紙掲載日:2021-07-13
1面
村政の展望を語る黒木村長

椎葉村−就任1週間

◆Uターン支援に力点−6次長計は住民参加型に

 椎葉村の黒木保隆村長が就任して13日で1週間。現在の心境、村づくりの展望を聞いた。


−−就任1週間です。

とにかく副村長の時とは、責任の重さが違いますのでプレッシャーは感じています。
就任2日後には、日向東臼杵広域連合の議会でしたので管内の首長、議員の皆さんとは会いました。翌日は熊本県と国道に関する会議もあり、この1週間は、あっという間でした。
職員の皆さんには、あいさつで二つをお願いしました。一つは、村の事業が現代の形にマッチしているかどうか、いま一度確かめ、思い切って変えるところは変えてほしい。もう一つは、村民から信頼を得られるよう寄り添いながらしっかりと業務に当たってほしいと伝えました。

−−副村長に就任した2011年策定の第5次長期総合計画は今年度が最終年です。

8割から9割の達成感があると感じています。例えば、五つの長期目標のうちの「いきいきと働ける村づくり」。農業においては新規就農者も増え、生産量も伸びました。
移住者もこの10年で確実に増えており、ここ5年でも20人以上が移住してきています。ほとんどがIターンなので協力隊制度や移住制度は評価できます。その他でも一定の成果を上げることができました。
一方、全ての産業で担い手、後継者不足に対する取り組みは思うように進みませんでした。また、Iターン者の数は伸びていますが、Uターン者が少ないのも課題です。

−−第6次長期総合計画を策定中です。現状と展望を。

なんといっても人口減少問題です。その中でもUターン者支援に力点を置いて人を増やす取り組みを行っていきます。Iターン者は伸びているのに、なぜUターン者が増えないか。制度をつくるにしてもわれわれの認識ではなく、村外の人たちの認識を調査研究する必要があります。高校進学とともに村を離れるまでの小中学生に村の魅力を伝えることも大切です。
そのためには今住んでいる人が楽しく幸福感を持って過ごせるかが大事です。ですので、6次計画の策定は、5次よりも「住民参加型」にして「住民のための計画」を目指しています。
5次では各世帯に1アンケートでしたが、今回は18歳以上の住民約2300人を対象に行い、すでに約1200人の回答を回収しています。公民館ごとにワークショップを実施し、各公民館の目標と目標達成のためのプロジェクトも策定しています。さらに、住民による「椎葉みらい会議」を開催し、6次計画の基本理念についても話し合ってもらっています。
行政だけでなく、住民の声を聞き、寄り添いながら進めていきます。

−−改めて抱負を。

まずは1期4年、村長として役目をしっかり果たすこと。そのためにはこの1年が大切だと考えています。副村長や教育長など人事面においてはまだ白紙状態ですし、コロナ禍からの正常化をどう図るのかも課題です。しっかりとした第6次計画をつくることが今後の村政を左右します。誠意を持って謙虚に取り組み、「椎葉に住んで良かった」「椎葉村民で良かった」と実感できる村にしたいです。

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