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吹奏楽発展に功績−県連盟初代理事長・故・谷村正光氏

本紙掲載日:2021-07-20
1面
県吹奏楽連盟に楽器を寄贈した故・谷村正光さんの長女・音成和子さん=写真右。隣は県吹奏楽連盟の櫻井理事長

旭陽会吹奏楽団の育ての親−供養にと長女が楽器を寄贈

 旭化成旭陽会吹奏楽団の指導者・指揮者、県吹奏楽連盟の初代理事長を務めた故・谷村正光さんの長女・音成和子さん(76)=熊本県在住=が19日、同連盟に管楽器や打楽器を寄贈した。音成さんは「自身の社会貢献と父の供養になればと思った。喜んでもらえたらうれしい」と話していた。

 音成さんや同連盟などによると、谷村さんは1913年、鹿児島県志布志町生まれ。海軍軍楽隊、日立製作所吹奏楽団を経て、53年に旭化成に入社。77年4月まで旭陽会吹奏楽団を指揮し、全日本吹奏楽コンクールに連続入賞するまでに育てた。

 九州、山口の楽団、吹奏楽関係の指導者を集め、延岡市土々呂中で夏合宿を行うなど後進を育成する傍ら、中学・高校の吹奏楽部を巡回指導。県、九州、全日本吹奏楽連盟の創設にも尽力するなど、吹奏楽の発展に大きな功績を残し、92年9月に志布志で亡くなった。

 音成さんの話では、葬儀の際には、最後に指導した鹿屋市消防団が生演奏。旭陽会吹奏楽団の教え子も延岡から駆け付け、クラリネット演奏で送ったという。「亡くなって30年たつが、こうして父の話ができるのも何かの縁を感じる」と感慨深げだった。

◆クラリネット18本、打楽器など

 寄贈された楽器は管楽器のクラリネット18本と打楽器のティンパニ2対、鉄琴の一種のグロッケンとヴィブラフォン、木琴の一種のシロフォンとマリンバ各1台で、19日、宮崎市民文化ホール(宮崎市)で寄贈式が行われた。また、開催中の吹奏楽コンクールで、実際に学生の演奏にも使用された。

 県吹奏楽連盟の櫻井和也理事長は「活動資金が減り、コンクール会場への楽器の運搬などに苦労する学校も多い中、会場に楽器があることで費用などいろんな面で助かるため、寄贈は大変ありがたい。みんなで大切に使わせていただきたい」と話していた。

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