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延岡、黒字12億円

本紙掲載日:2021-10-16
1面

県立3病院20年度決算−3年ぶり、全体で13億円

◆コロナ対応−国から補助36億円

 今年度の第1回県立病院事業評価委員会が14日、県庁であり、県立3病院の2020年度決算などが報告された。純損益は県立病院事業全体が13億4429万円の黒字で、そのうち延岡病院が12億9374万円の黒字だった。新型コロナ対応の空床確保料約36億円を受け入れ、病院事業の黒字は3年ぶりで、黒字額は過去最多となった。

 評価委員会(8人、委員長・河野雅行県医師会会長)は、3病院の新型コロナへの対応、今年8月に建築工事が完了した新宮崎病院の来年1月の開院などを報告。今年策定する新たな県病院事業経営計画について審議した。

 3病院の決算では、新型コロナの影響による患者数の減少で、入院収益は前年比9・6%、外来収益は同2・7%の減少。しかし、空床確保料(36億178万円)が大きく、一般会計繰入金は前年比126%(69億358万円)となった。

 病院別では、宮崎病院が2億7064万円の黒字で、日南病院が2億2010万円の赤字。延岡病院は患者数は減少したが、入院単価(7万5668円)、外来単価(2万7247円)とも前年から増加、他の2病院を大きく上回った。

 延岡病院は入院収益74億9271万円(前年同期比4・5%減)、外来収益25億5364万円(同3・3%減)と減収幅を抑えた。また、空床確保料13億9188万円もあり、一般会計繰入金が25億1472万円に上り、総収入は前年同期で9・4%増の134億3607万円となった。

 52億5053万円(同0・6%増)の給与費を含む総費用は121億4233万円。県病院事業計画における経営指標でも延岡病院は、ほとんどの数値で前年度の数字と目標をクリアしたと報告された。

◆延岡病院ドクターカー、109日間で出動129件延岡100件

 県立病院事業評価委員会では、今年4月に県立延岡病院に導入されたドクターカーの運用状況が報告された。4月19日から9月30日までの109日間に県北各地に129件出動し、36件が重症者の搬送だった。

 県立延岡病院のドクターカーは18年4月に延岡市消防本部と連携するピックアップ方式で運用を開始。今年4月からは、県内初の患者搬送が可能な救急車タイプのドクターカーが引き継いだ。

 129件の市町村別内訳は、延岡市が100件、日向市8件、高千穂町と日之影町が各6件、門川町と五ケ瀬町が各2件、諸塚村1件、椎葉村0件だった。重症者の主な症状は多発外傷、脳血管障害、心不全など。

 運行体制は医師、看護師各1人、延岡市消防本部と日本救急システムから派遣された救急救命士兼運転士2人。ドクターカーと地元消防の救急車が中間地点で合流し、患者を引き渡すなど効率的な運用を行っているという。


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