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以前と違う座り心地−野口遵記念館の椅子

本紙掲載日:2022-04-16
1面
27日まで展示中の野口遵記念館に設置予定の客席椅子
工事が進む野口遵記念館

延岡市役所市民スペースに展示−27日まで

 12月の開館を目指して延岡市東本小路に建設が進められている野口遵記念館のホールに設置する客席椅子が、延岡市役所1階市民スペースで展示されている。

 実際に座って体感することで、開館に向けての機運醸成を図ろうと、市教委野口遵記念館建設室が企画。展示スペースには、客席椅子を3脚×2列の計6脚、実際にホールに設置する寸法と同じ規格で展示している。また、旧野口記念館で使用していた客席椅子も3脚並んでおり、大きさや座り心地の違いが分かる。

 ホールでは、内側の布地にグラデーションのプリントを施した席をランダムに配置。風物詩「流れ灌頂(かんじょう)」の風景を思い起こさせる工夫を取り入れる予定。

 6脚のうち、1列目と2列目では肘置きの形や番号の記載の向き、座る部分の硬さなどが違うものを用意しており、「違いを体感してもらえれば」と同室。会場にはアンケート用紙も設置、意見が記入できる。

 期間は27日午後5時15分までで開庁日のみ閲覧可能。問い合わせは同室(電話延岡20・5523)。

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