コノハナロードに河津桜−延岡ＬＣ

結成６０周年で記念植樹−プレートも設置

　延岡ライオンズクラブ（工藤聖也会長、４６人）は４日、結成６０周年記念事業として、延岡市野地町の五ケ瀬川右岸堤防（愛称コノハナロード）に河津桜３本を植樹、記念プレートを設置した。

　この日は同クラブの例会を兼ねて開催。会員のほか、延岡観光協会の谷平興二代表理事、ＮＰＯ法人コノハナロード延岡市民応援隊の松田庄司理事長が出席した。

　工藤会長は「延岡の花見スポットとして、コノハナロードは市民の憩いの場となっている。これも皆さんのご尽力のおかげ。魅力のあるまちづくりのために、私たちも地域貢献活動を続けていきたい」とあいさつ。来賓を代表し、谷平代表理事は「元気延岡復活の奇跡を起こす、幸せの花を咲き誇らせることを願っている」と話した。

　記念植樹では、コノハナロードの西口に高さ約３メートルの河津桜３本を植え込み、工藤会長、谷平代表理事、松田理事長、同クラブ役員らがスコップで木の根元に土をかぶせ、節目を祝った。

　同クラブは、１９６０年１２月に宮崎ライオンズクラブをスポンサークラブに県内４番目のライオンズクラブとして結成。これまでに献血運動や献眼献腎登録運動、福祉施設への助成、環境保護活動、青少年育成事業などさまざまな地域貢献活動を続けている。

　６０周年記念式典は２月を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で６月１２日に延期となった。今後も６０周年記念事業として、同市の祝子川にヤマメの稚魚放流などを実施する予定という。