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勝ち越し願いこいのぼり

本紙掲載日:2021-03-13
3面
強い風を受けて勢いよく泳ぐこいのぼりと後援会の皆さん(13日午前、延岡市大貫町)

応援をよろしく−琴恵光延岡後援会

 大相撲3月場所の初日を前に東前頭14枚目琴恵光関の延岡後援会(稲田義美会長)は13日午前、勝ち越しを願って、延岡市大貫町の田んぼに、こいのぼりとのぼり旗を揚げた。

 稲田会長ら後援会役員と琴恵光関の両親ら10人が作業。一番大きな柱には勝ち越しの数と同じ八つのこいのぼりを取り付けるなど計21のこいのぼりを揚げた。のぼり旗には琴恵光関のしこ名が染め抜かれ、雨上がりの青空にはためいた。

 毎日のようにSNSで激励している稲田会長によると、場所前の琴恵光関は仕上がりも良く体調は万全という。「佐渡ケ嶽親方と話した時には『今年は年内に三役に持って行けるよう頑張らせる』と言ってくれました。先場所で優勝した大栄翔のようにとにかく前に出て、立ち会いからしっかり自分の相撲を取れるように心掛けているようです。皆さまの応援をお願い致します」と稲田会長。

 また、同後援会は引き続き、琴恵光関を応援するための、こいのぼりの寄贈を呼び掛けている。「ご家庭で使わなくなったこいのぼりがありましたら、ぜひ後援会に寄せてください」。問い合わせは同後援会(電話延岡37・2928)。

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