こばと保育園、優良園に−２年連続
本紙掲載日：2021-03-18
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ソニー教育財団幼児教育支援プログラム
延岡市大武町の社会福祉法人愛育福祉会こばと保育園（�眦腑泪汽莟狡后砲�このほど、公益財団法人ソニー教育財団主催の２０２０年度ソニー幼児教育支援プログラムで、２年連続の優良園に選ばれた。県内では同園のみ。
同プログラムは、科学を好きになってもらうために毎年実施される。驚きや感動を〃科学する心〃と捉え、全国の乳幼児施設から、その心を育む方法や子どもの姿をまとめた論文を募集している。
今回は１３６件の応募があり、このうち、最優秀園に２園と優秀園に７園、優良園に１３園、奨励園に４７園が選ばれた。審査は、東京大学大学院の教授ら５人が行った。
こばと保育園は、植物の命に向き合えるようになった子どもたちの成長を論文にまとめた。アサガオの種に興味を持った園児が、図鑑で調べたり小学生に聞いたりしながら育て、学びを深める過程を１７の事例で紹介。考察と今後の保育の方向性も添えた。
枯れたヒマワリに「お疲れさま」と声を掛けた園児の何気ない一言を聞き逃さずにメモし、論文に反映している。審査員から「命と向き合う姿に科学する心の顕著な育ちを読み取ることができた」などと評価された。
これまで優秀園と奨励園に選ばれており、優良園は２年連続の受賞。今回入賞したのは、県内で唯一だった。�眦膠狡垢蓮峪劼匹發燭舛麓�発的に学びを深め、先生たちはそれを見守り広げてくれた。先生と子どものおかげ」とねぎらった。
中心になって執筆した安藤保子副園長と秋本智子保育士は「子どもたちは素直で、興味があることに夢中になる。その探究心を伸ばせるような環境を整えることが、とても大切だと改めて感じた」と振り返った。