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富美山1区・旭中にお礼届ける

本紙掲載日:2021-03-24
8面
地域防災学習の報告書のお礼として、雑巾を届けた富美山1区の福島区長(前列右)と婦人部の戸越部長(同左)
旭中学校の生徒がまとめた地域防災学習の報告書。30ページ超の対策で、各区長を通じて配布された

地域の絆さらに−防災学習の報告書「分かりやすかった」

 地域防災学習の成果を報告書にまとめ、住民に配布した延岡市立旭中学校(池野宗宏校長、208人)にこのほど、地元の富美山1区(福島光廣区長、45戸)からお礼の品として、手作りの雑巾70枚が贈られた。

 同校では、3年間を通じて「減災」と「防災」を学ぶプログラムとして地域防災学習を実践。今年度も昨年11月に実施し、1年生は校区内の危険箇所点検、2年生は避難所生活で使うパーティションの製作、3年生は避難所運営ゲーム(HUG)を行った。

 例年、地域の人たちも交えて取り組んでいるが、今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、学校単体で実施。池野校長の提案で、学習の成果を報告書に取りまとめ、地域に還元することにしたという。

 防災学習を担当する星山智博教諭の呼び掛けで、全学年が資料を作成。特に1年生は地図上に危険箇所を番号で示し、1カ所ずつ写真と文字で丁寧に解説するなどして30ページを超える大作が完成した。その後、昨年12月に校区内の区長が集まる会議に約200部を持参、配布した。

 この日は、福島区長(70)と婦人部の戸越佐代部長(80)らが同校を訪問。報告書のお礼として、地域の人たちから寄せられたタオルを使い、和柄のワンポイントを入れるなど1枚ずつミシンで丁寧に仕上げた雑巾を贈呈した。

 2人は、報告書について「すごいし、端的で分かりやすい」「感動した。自分たちが住んでいたところだが、気付いていないところもあった。ありがとうでは収まらなかった」と感想。

 受け取った池野校長は「使うのがもったいないくらい。本当にありがたい」と感謝。コロナ禍で地域とのさまざまな活動が制限される中、「遠くならないようにと思ったが、逆に絆が深まった感じがしている。子どもが喜ぶと思います」と話した。

 同校によると、報告書についての反響は大きく、感想や子どもの気付きや指摘に対する返答のほか、報告書をきっかけに行動していることなどがつづられた手紙なども複数寄せられたという。池野校長は「子どもたちの学びを喜んでもらい、真剣に受け止め、返事をくださる姿勢が本当にありがたい。恩返しの思いで形にしたものがこういった形になり、逆に感動をいただいた」と話した。

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