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多聞大師を奉納

本紙掲載日:2021-03-25
3面
多聞大師の木像を制作した白石さん

細見町の白石さん・今山大師に3体を

◆大祭期間中は3商店街に設置

 4月16日から始まる今山大師祭(お大師さん)を前に、延岡市細見町の白石寛さん(72)がお大師さんの分身という多聞(ききわけ)大師の木像3体を制作し、今山大師(野中玄雄住職)に奉納した。木像は、野中住職が風の菓子「虎彦」の上田耕市社長を通じて白石さんに制作を依頼した。

 多聞大師は、感謝と祈りの声を聞き届け、人々に寄り添う仏像とされ、願いに耳を傾ける姿が特徴。その姿には、参拝者にも他人の声、自然の音に耳を傾けてほしいという願いも込められているという。

 白石さんは元大工。約30年前に木彫りの墨つぼを見て、自分で作ってみようと始めたのがきっかけ。その後は、独学で彫刻に取り組み、仏像や面などを制作してきた。また、約10年前からはチェーンソーアートクラブに入会。杉の丸太1本から短時間で仕上げる木彫りアートにも挑戦し、全国や九州大会などで優勝した経歴を持つ。

 多聞大師の木像は、今山大師本堂前に立つ石像がモチーフ。高さは約50〜65センチで、材料は地元産のクスノキを使用した。全体の9割をチェーンソーで彫り、目や口元など細かい部分は、のみなどを使って丁寧に仕上げた。大師が持つ錫杖(しゃくじょう)、数珠、背中に背負った網代笠(あじろがさ)なども見事に掘られている。

 「顔の相を出すのに苦労した」と白石さん。「優しくほほ笑むまなざし、願いに聞き入る表情が難しかった。人を引きつける魂のこもった仏像づくりに集中した」と振り返る。約2週間で3体を完成させたが、制作中は夜中に目が覚めることが何度もあったという。

 白石さんは「皆さんの願いごとや新型コロナウイルスの早期終息などをかなえてくれるように掘りました。ぜひ、見に来てほしい」と話した。

 今山大師祭は4月16〜18日に開催される。野中住職によると、祭りの期間中、仏像は1体ずつ三つの商店街に設置する予定。子どもたちにお大師さんの歴史に触れ、親しんでもらえる仏像の愛称も検討しているという。

◆26日、大沐浴

 26日午前10時から、高さ日本一の弘法大師銅像(17メートル)を洗い清める大沐浴(だいもくよく)を行う。野中住職や今山大師慶賛会(佐藤公昭会長)の会員らが法要を営んだ後、大師銅像を囲んだ足場の上でブラシなどを使って一年間のあかを落とす。

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