昇任４１人、部長級９人−延岡市異動
本紙掲載日：2021-03-25
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企画部にＤＸ政策推進室を新設
延岡市は２５日午前、２０２１年度人事異動（課次長相当職以上）を発表した。一般職を含む異動総数は３３４人（前年度比２１人減）。新規採用数は３２人、退職者は３２人で、総職員数は前年度と同じ１１３６人となる。発令は４月１日付。
課次長相当職以上の異動総数は昇任４１人を含む６２人。内訳は、部長級１２人（うち昇任９人）、部次長級１２人、課長級３７人、課次長級１人。
総務部長に農林水産部長の兒��文昭氏、市民環境部長に国民健康保険課長の染矢俊二氏、健康福祉部参事兼健康増進課長に同部副参事兼健康増進課長の甲斐国雄氏が就任。農林水産部長に北方総合支所長の稲田孝幸氏、商工観光部長に同部副参事兼商業・駅まち振興課長の日�盥�則氏、都市建設部長に同部副参事兼都市計画課長・花と緑のまちづくり推進室長の溝田克弘氏が就く。
北方総合支所長は同支所次長兼地域振興課長の千坂恒利氏、北浦総合支所長は農業畜産課長兼農業所得向上推進室長の木原倉道氏、北川総合支所長は総務部副参事兼管財課長の岩瀬浩二氏が務める。
また、上下水道局長に教育委員会副参事兼保健体育課長・２６日リートタウン推進室長・東京オリンピック・パラリンピックホストタウン推進室長の柳田秀一郎氏、会計管理者兼会計課長に北浦総合支所長の中田貴樹氏、消防長に消防本部次長の永谷正男氏が就任する。
２１年度からの「第６次延岡市長期総合計画後期基本計画」「第２期延岡新時代創生総合戦略」に基づく施策に取り組むため、効率的で効果的な組織体制を整備。開催が延期された東京オリンピック・パラリンピックなどを所管する部署の体制を維持する一方、新型コロナウイルスワクチン接種推進本部の体制を強化する。
組織再編や業務の見直しについては、企画部に「ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）政策推進室」を新設。危機管理室を廃止し、「危機管理課」を新設して企画・整備係と地域支援係を置く。
このほか、新型コロナウイルスワクチン接種を効果的・効率的に実施するため、健康福祉部に参事を配置。２２年度の新内藤記念館開館を見据えて文化課に文化振興対策監を配置し、開館準備や市史編さん事業の円滑な進捗（しんちょく）を図るため、同課に学芸員を２人増員する。