延岡の魅力を発信−若鮎レディ新旧交代式

初仕事は来月のお大師さん

　延岡市の魅力を市内外に発信して観光振興につなげることを目的に延岡観光協会（谷平興二代表理事）が募っていた２０２１年度「のべおか若鮎（あゆ）レディ」の３人が決まった。前年度レディとの新旧交代式が２６日、同市大貫町のかわまち交流館で行われた。

　新たにレディに選ばれたのは、いずれも延岡市出身の金子千明さん（３４）、森みなみさん（２４）、昨年度に続き今年度も応募した池田奈々恵さん（２２）。３人は書類選考と面接を経て決定し、谷平代表理事から選任証を受けた。

　続いて、２０年度レディを務めた川野遙香さん（２２）、小村みなみさん（２２）らが、新レディの肩に歴代レディから受け継ぐたすきを掛け、「延岡の魅力を市内外の皆さんに伝えてほしい」とエールを送った。

　レディに選ばれた金子さんは「一人でも多くの人が延岡に来たいと感じるように魅力を発信したい」、森さんは「大好きな延岡で多くの人がわくわくしている姿を見ることができるように魅力を発信したい」、池田さんは「昨年度の活動で市民に知られていないイベントや魅力を知った。今年度は情報発信をテーマに延岡をＰＲしたい」と意気込みを語った。３人は、４月１６〜１８日まで市内で開催される延岡今山大師祭が初仕事になる予定。

　のべおか若鮎レディは、１９８８年度に「ミス観光のべおか」としてスタートし、９８年度に愛称を募集して現在の「のべおか若鮎レディ」に改名。各種行事への参加、観光宣伝隊の一員として市外でのＰＲ活動、各種メディアへの出演などで、延岡の観光・物産の振興に尽くす。