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県庁8号館タイルの一部が落下

本紙掲載日:2021-07-21
3面
外壁のタイルの一部が剥げ、落下したとみられる県庁8号館

周辺一部を立ち入り禁止に

 県は20日、宮崎市の県庁8号館の外壁タイルの一部が剥がれ、落下したと考えられることから、同館の建物外周部の一部を立ち入り禁止区域としたと発表した。同館には商工観光労働部やみやざき物産館「KONNE」が入るが、内部は従来通り利用できる。

 県財産総合管理課によると、19日に同館西側にタイル片1枚(縦約10センチ、幅約5センチ、厚さ約5ミリ、重さ約50グラム)が落ちているのを職員が発見。その後、同課が外壁に使われているタイルと同じであることを確認したため、落下地点の周辺区域を立ち入り禁止とした。

 落下の原因については、外壁の劣化と考えられるが、現時点では不明。今後は専門業者による調査と点検を1週間から10日をめどに行うが、落下の危険性などがあると判明した場合は、速やかに補修工事を行う。立ち入り禁止は安全が確認されるまで継続する。

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