キッズコーナーをリニューアル

新たなスタート祝う−ヘルストピア延岡

　延岡市長浜町のヘルストピア延岡（社長読谷山洋司市長）は、同施設内の子ども用スペースをリニューアルし、２３日にオープニングセレモニーを行った。一番乗りで受け付けを済ませた宮崎市の日高和彦さん家族と読谷山市長、山下哲支配人がテープカットを行い、新たなスタートを祝った。

　同スペースは２０１９年７月にキッズランドとして同施設２階にオープン。昨年はコロナ禍のため、一時営業を見合わせていたが、９月から土日と祝日で営業を再開、親子連れ客に好評を博していた。６月からは安全で安心なスペースにと場所を２階から１階へ移設することになり、リニューアル工事を行っていた。

　新しいスペースの広さは約１５０平方メートル。従来の約２５０平方メートルよりやや狭くなったが、床にはタイルカーペット、柱にはクッション素材を使い、子どもたちが元気に遊び回れるよう配慮した。

　また、知育玩具やままごと道具などいろんなおもちゃも用意。ガラス越しにプールが間近に見えるため、大勢で訪れて遊び場が分かれる家族連れにも喜ばれそう。

　式典で読谷山市長は利用者の利便性向上と入館者増に期待。テープカットを行った日高さんの娘愛香さんは「双子の長男と次男が室内プールのある施設に行きたいというので連れてきました。一番乗りとはびっくりしましたが、キッズランドにもいろいろな設備があって、安心して遊べます」と話していた。

　４連休の２日目だったこともあり、開場時から多くの家族連れが訪れており、キッズランドにもたくさんの子どもたちが遊ぶ姿が見られた。同スペースの開場時間は営業日の午前１０時から午後５時まで。なお入場時にはマスクの着用と入館料のレシートが必要。