シーフード料理コンクール−県漁連

２４日まで２部門でレシピ募集

　県漁業協同組合連合会は、２０２１年度シーフード料理コンクールの魚料理レシピを募っている。「プロを目指す学生部門」と「お魚料理チャレンジ部門」の２部門で応募を受け付け、締め切りは２４日（当日必着）。

　学生部門は専門学校・高校・短大・大学で専門的に料理・栄養を学んでいる学生や将来プロを目指す学生、漁業関係者が推薦する学生。チャレンジ部門はそれ以外の学生や一般、漁業関係者が推薦する人。いずれも県内在住者に限る。

　応募条件は国産魚介藻類を使った一品料理で、野菜も組み合わせるなど全体のバランス・彩りを考慮する。両部門とも料理や魚介藻類を選んだ理由、料理を作る上でのポイントなどを明記。雑誌やコンクールなどに未発表のものに限る。

　学生部門は居住地や出身地、思い入れのある場所など地域の食材を取り入れ、その地域の定番レシピとなるような魚料理を考案する。チャレンジ部門は自宅で調理がしやすいように作り方や材料数などを工夫する。

　材料の魚については「みやざきのさかな」１５種（カツオ、カンパチ、イセエビ、ブリ、アユなど）または「宮崎県のプライドフィッシュ」（宮崎近海生マグロ、日南のかつお、宮崎メヒカリなど）の素材を１つ以上使うこと。

　調理時間の目安は４人分で４０分以内（下ごしらえ時間含む。炊飯時間など除く）。材料費は１人分で１５００円程度。第２次試食審査（１２月）で発表するレシピのため、この時期に入手できる食材とする。応募時は代わりでもよいが、使用予定の食材名を明記する。

　コンクールは、すべての応募者の中から書類審査で各部門４人の計８人の入選者を選出する。実技審査は９月１１日。県知事賞と県漁連会長賞の受賞者は、１０月中旬に開催される全国コンクールの１次書類審査に推薦される。

　参加希望者は応募用紙に必要事項を記入、料理の写真を貼り付け、郵送で宮崎県漁業協同組合連合会漁政部（〒８８０―０８５８宮崎市港２の６）に申し込む。問い合わせは同部（電話０９８５・２８・６１１１）。