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戦争の歴史を知って−高千穂中

本紙掲載日:2021-10-08
8面

体験者迎え平和学習

 高千穂町立高千穂中学校(吉村昭範校長、249人)の2年生81人は5日、高千穂地区遺族会会長の奈須印史(おきのぶ)さん(83)=同町三田井=から戦中戦後の体験談を聞き、戦争の悲惨さ、平和の尊さについて学んだ。2年生は今月17日からの修学旅行で福岡県筑前町の大刀洗平和記念館などを訪れる予定で、それに向けた平和学習の一環として行われた。

 奈須さんは高千穂町で生まれた後、家族で中国・満州に移住。父が戦死したため、小学校入学前に同町へ母、弟2人と引き揚げ、小学3年生の時に終戦を迎えたという。

 満州から引き揚げる際、いつ船が沈められるか分からない中、「ご飯を食べる時も寝る時も浮輪(救命胴衣)を着けていたことを覚えている」。

 「(高千穂町で)爆撃はなかったが、鐘が鳴って空襲警報が出ると電気を消して家を真っ暗にしてじっとしていた」などと話した。

 沖縄県の児童らが同町に疎開していたことや、その児童のために地域の人々が布団を作ってあげたことにも触れた。

 また、戦後の食糧難で、小学校の運動場にカライモを植えていたといい、「食えたものじゃないが、イモのつるまで食べていた。とにかく食べ物に苦労した」と振り返った。そして最後に、「こういう歴史もあったことを知り、平和で立派な国を築いてほしい」と生徒に呼び掛けた。

 押方晟太さん(14)は「戦時中の人たちの大変さ、苦労を知った。修学旅行で平和について学ぶ時に、講話を思い出しながら平和についてより深く知りたい」と話した。

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