夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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若者18人、魅力ある市を描く−市主催
延岡市主催の「若者が描く魅力あるまちづくりミーディング」が9月29日、市役所で開かれ、高校生から20代を中心に18人が参加して、理想的な将来の延岡像を語り合った。
全国多くの地方都市で将来の担い手不足が叫ばれる中、延岡市は2019年度に25〜39歳の人口(転入出による増減)が前年度比プラス107人となり、9年ぶりに増加。この好機を確固たるものにするため、若者が将来「住んでみたい、働いてみたい、子育てをしてみたい」と思えるような魅力あるまちづくりを推進しようと初めて企画。テーマ別に異なる参加者で全3回開き、出された意見を市の施策に反映していくという。
開会に際し、読谷山洋司市長が「若い皆さんが住みたくなるようなまちを本気でつくりたい。誰かではなく、自分ならこうするという意見を積極的に出してほしい」と期待。その後は、熱意ある35歳以下の市民が集うU35nobeoka(のべおか)未来会議の運営スタッフが進行役となり、若者だけでの和やかな雰囲気で意見を交わした。
この日のテーマは「『ここで子どもを育てたい』と思えるまちになるには」。参加者は3グループに分かれ、「延岡のいいところ」「子どもの頃の楽しかった思い出」「正直不満だった教育環境」について、自由に意見を出し合っては模造紙に書き出した。
このうち延岡のいいところは、「できないアウトドアがない」「住民の距離が近い」「食べ物がおいしい」「ちょうどいい田舎具合」など評価。不満だった教育環境では「予備校がない」「幅広い選択肢を示してくれる場(人)がなかった」といった意見が出ていた。
最終的に、出そろった意見を班ごとにまとめて、実現させたい延岡の将来像を発表。父親たちが子どもと一緒に楽しめるスポーツ施設を造る「パパが主体となって子育てできるまち」、ベビーシッターなどの子育て支援サービスを充実させ女性が活躍する「仕事と両立できるまち」、スケートボードパークがある「自然の中で都会の遊びができるまち」が提案された。
延岡商業高校から参加した今村優菜さん(3年)は「普段はあまり交流がない20代の人と延岡の良さや思い出について話すことができ、貴重な機会になった。将来、自分に子どもが生まれた時に、ずっと育てたい延岡にしていきたいと改めて思った」と振り返った。
企業経営者の前田遼さん(27)=延岡市北町=は、「周りの友人たちが結婚や出産を迎えており、子育てしやすいまちづくりに関わりたいと参加した。世代や職業など異なる人たちの価値観に触れることができた。大多数の意見を吸い上げるのは難しいだろうが、政策に反映させてもらえればありがたい」と期待を込めていた。
同ミーティングは新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、当初計画の日程を変更し、今後はあすと31日を予定。参加者募集は終了している。出された意見は最終回以降に市のホームページで紹介するという。