夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
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福岡県民の愛する食べ物−ラーメンより実はうどん
◆多種多様、底なし沼の魅力−天ぷらにこだわり、麺は独特の食感
福岡の庶民の食べ物というと何を思い浮かべますか?ラーメン?
確かに、豚骨スープに細麺の博多ラーメンは県外客にも大人気で、飲んだ締めは屋台でラーメンも福岡ならではの食文化です。しかしながら福岡県民は、実はラーメンよりもうどんを愛する傾向が強いのではないかと感じます。
私が担当する「ももち浜ストア」の大人気コーナーが「うどんMAP」。タレントの岡澤アキラ君が、福岡県民にうどん情報をインタビューして、おすすめの一杯を紹介するものです。
アキラ君はこれまで5年間で600杯近くものうどんを紹介してきました。このコーナーを本にした「うどんMAP本」も4巻目が出版されたほどの人気で、私もアキラ君とうどんについての対談という良い経験をさせてもらいました=写真・うどんMAP本の見開き=。
さて、福岡のうどんの特徴というと何でしょう。私は、多様性にあると思います。まず北九州を代表するのは肉うどんです。濃いめのつゆに軟らかく炊き上げた牛頬肉と牛スジ肉がゴロゴロと入ります。その肉うどんに北九州市民は、大量のおろしショウガを投入(スプーンで3杯ほど!)するのです。このショウガで肉うどんがさっぱりと食べられるというわけなのです。このスタミナ満点の肉うどんがあれば猛暑の夏も寒い冬も乗り切れそうです=写真・北九州市今浪うどんの肉肉うどん=。
そして、うどんに浮かべる天ぷら類にも強いこだわりがあるようで、ごぼう天、たまねぎ天、なす天、にんじん天などの野菜類から、えび天、いか天、さざえ天などの魚介系まで多種多様です。しかも揚げたての天ぷらにこだわるお店も多く、天ぷら専門店のように技術が高いことにも驚かされますー=写真・福岡市早良区の大助うどんのごぼう天うどんにサザエの天ぷらトッピング=。
さらには「豊前裏打ち会」という超こだわりのうどん一派も存在します。約1年にわたる修行を受け、許可をもらわないとその名を名乗ることはできません。その麺は高温・低温で独自の熟成を繰り返し行い、もっちりとコシがあり、透明感のある独特の食感とツルっとしたのどごしが特徴です。一方で、福岡市内の因幡うどんのように、宮崎のうどんに近いふわふわ軟らかうどんのお店も存在しています=写真・福岡市中央区因幡うどんのごぼう天うどん=。
まさに多種多様で、底なし沼のような福岡うどんの魅力に溺れそうになりますが、その一方でふるさとの味も実にしたたかです。この原稿を書きながら、「あ〜、天領うどんが食いて〜」と思う私なのでした!
さて、次回は福岡で頑張る延岡出身の若者が登場します。お楽しみに。
(元UMKアナウンサー。現在、フリーアナウンサーとしてテレビ西日本の「ももち浜ストア」のMCを担当。日之影町生まれの延岡育ち。趣味は渓流釣り。県北のほとんどの川で釣りをしたというヤマメ釣り歴45年。延岡高校31回生・1979年3月卒)。