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豚枝肉の処理技術競う

本紙掲載日:2021-10-21
8面
ミヤチク都農工場で行われた豚枝肉カッティング技術共励会
最優秀賞を受賞した河野さん(前列中央)ら=写真はいずれも提供

ミヤチク都農工場で共励会


 第36回豚枝肉カッティング技術共励会は16日、都農町のミヤチク都農工場であり、同工場の河野陸人さん(24)が最優秀賞に輝いた。また、ミヤチク高崎工場の蒲生慶太さん(28)が優秀賞を受けた。主催は九州管内系統食肉センター協議会。

 共励会は、豚枝肉カッティングの技術向上を図り、より高品質な豚部分肉を製造することを目的に毎年開催している。

 今回は九州各県の系統食肉センターで食肉事業に従事する14人が出場。本県からはミヤチク都農工場と高崎工場から4人が出場し、豚枝肉1頭分の分割から整形に至るまでの処理技術や所要時間などを競った。

 河野さんと蒲生さんは来年2月に予定されている全国大会(第42回)に出場する。最優秀賞の河野さんは「まずは九州大会で優勝できてうれしい。全国に誇れる宮崎牛とブランドポークがあるので技術的にも、日本一を取りたい」と意気込みを語った。


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