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地域の学びを発信−延岡市の岡富中

本紙掲載日:2021-10-22
3面
完成した情報誌を手にする編集委員の(左から)黒木さん、岸上さん、小松原さん、酒井さん
みさとなパイで完成した情報誌を手渡す生徒(5日)
中学生の目線で魅力が紹介された地域情報誌「imotako」

「imotako」創刊号発刊

◆生徒が編集−地域限定情報誌

 延岡市立岡富中学校(粟田茂樹校長、307人)が、地域についての学びを発信することを目的に準備を進めてきた地域限定情報誌「imotako」の創刊号が9月末に完成した。校区内の店舗や病院等で計3千部を配布予定で、岸上里帆編集委員長(3年)は「多くの人に読んでほしい」と話している。

 学校長が子どもたちのために企画提案した事業案を選定して予算をつける市教委の「ドリームプランサポート事業」として実施。情報誌名は現在30〜40代の卒業生が体育着に書かれていた「okatomi」のローマ字表記を「imotako」と反対から読まれていたというエピソードから名付けた。

 今年度内に3回の発行を目指しており、校区内を三つに分割。文化委員会や希望生徒で構成された約30人の「編集委員会」が、全校生徒からの公募で集まった対象地域の取材ネタ約50本の中から11本を選出。夏休みを中心に、取材交渉から取材、記事作成、編集までを手掛け、A4サイズ、全8ページの情報誌が完成した。

 最初は取材交渉の仕方など緊張が多かった生徒も、取材を進めるうちに自信を付け意欲的に活動。中学生の視点で書いた個性豊かな原稿がそろった。また、環境教育に力を入れている同校。書いた原稿に「SDGs」の17の目標から取材した対象が何に当てはまるかを生徒が考えて選び、アイコンを一緒に掲載した。制作には、フリーペーパー「en」の稲田新太さんが企画段階から協力。助言した。

 希望して編集委員に入ったという酒井芯さん(3年)、黒木菜音さん(同)は「思ったよりも生徒だけでやることが多く大変だった。形になってうれしい」と笑顔。次回以降も中心となって編集予定の小松原葉奈さん(2年)は「取材の方法などが分かった。(次号は)今回を超えるものが作れれば」と意気込む。

 担当の佐保博光教諭によると、情報誌の完成を見て、ほかの生徒たちも喜んでいたといい「生徒の笑顔やうれしそうに読む姿が見れて、よかった」と話した。

 情報誌は、校区内の店舗等で配布予定。5日には取材先の一つ、「おやつの店みさとなパイ」(谷美里オーナー、大貫町)を取材した2年生4人が訪れた。生徒たちは「情報誌ができたので、よかったら置かせてください」と、情報誌を手渡した。

 生徒たちは「添加物をできるだけ使わない工夫をされていたので、SDGsの3番『すべての人に健康と福祉を』を選びました」「ケーキが見えるように写真を撮りました」など工夫点を説明。美里さんは「こんなにしっかり作ってくれてうれしい。また頑張って作っていきます」、岡富中出身という夫の英路さんは「さすが僕の母校やね」と笑わせつつ、「本格的ですごい。僕たちの広告の参考にもなります」と喜んでいた。

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