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さようなら西階遊泳場

本紙掲載日:2021-10-26
3面
自由な発想でペイントを楽しむ参加者たち(16日、延岡市西階町)
イベント後、記念撮影に収まる参加者(提供写真)

50年間に感謝−地域の人がお別れイベント


 地域の防災拠点に生まれ変わる市営西階遊泳場(延岡市西階町)に、感謝と別れを告げる「西階遊泳場50年間ありがとう開放day」が16日、同遊泳場で行われた。解体を惜しむ地域の人たちでつくる西階遊泳場お別れ会実行委員会(大貫容子代表)が企画。近隣の地域から親子連れなど約50人が訪れて、ペイントアートでプールを彩った。

 遊泳場は1971年7月、西階運動公園内の野球場東側に開設された。競技用50メートルプールのほか、25メートルプールや幼児用円形プール、乳児用小型プールなど4カ所の設備があった。オープン以来、夏休みには小中学生や親子連れが訪れてにぎわったほか、近くの中学校の水泳の授業が行われるなど近隣の住民に長く愛された。

 大貫代表は開会あいさつで「18日から取り壊しが始まります。最後は精いっぱい華やかにしてあげたい。皆さんよろしくお願いします。ペンキも道具も自由に使って描いてください」と呼び掛けた。

 参加者は一斉に乳児用プールに入り、塗装用のローラーやはけ、絵画用の筆を手に創作活動を展開。赤やピンク、緑といったカラフルな絵の具を使ってタイル画の魚を彩ったり、プールの底にハートの絵や感謝の言葉を描くなど、自由な発想で全身を使った作業を楽しんだ。

 3歳の頃から通っている大貫町の金丸実璃ちゃん(5歳)は、ピンクの塗料で大きなハートを描いて納得の表情。「暑いけど楽しかった。うまく描けた」。母親の芳子さんも「子どもの頃から通っていました。使用済み乾電池を持ってくると、入場料が10円戻ってきたりしたことを覚えています」と懐かしんだ。

 息子の冬士くん(4歳)と訪れた山浦景子さん(野地町)は「私も子どもの頃から来ていました。子どもたちだけで気軽に行ける場所がなくなるのはさみしいですね。お別れの機会をつくってくれた主催者には感謝しかありません」と感慨深げだった。

 同遊泳場跡地は防災拠点としての機能とスポーツ振興などの機能を備えた多目的に活用できる施設として整備される予定。

 計画によると敷地面積6800平方メートル、建築面積3619平方メートル、延床面積3547平方メートルで、55メートル四方のアリーナを備える。

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