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写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
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福岡名物のローカルハンバーガー店−何と店長は延岡出身、甲斐裕和さん
◆西新・高取−にぎやかな商店街、学生街
福岡市早良区の西新から高取にかけては、商店街であり学生街でもあります。西南学院大学、修(しゅう)猷(ゆう)館(かん)高校などの若者でいつもにぎわっています。
その大通りから、ちょっと入ったところにあるのが「今屋のハンバーガー西新店」。昼時は行列ができる人気店で一度、私が担当する番組の取材でもお世話になりましたし、時折、無性に頬張りたくなる福岡名物のローカルハンバーガーです。しかし、まさか、その名店の店長が延岡出身だったとは!!
今屋のハンバーガーといえば、40年以上も続く福岡市を代表するソウルフード。食べログでも3・50となかなかの評価です。
その伝統の味を引き継いだのが、延岡高校卒の甲斐裕和さん(39)です。以前は福岡市内の焼き鳥店に社員として15年間勤務していましたが、独立の意思を持って退社。ちょうどその頃、福岡市のソウルフードを未来に残そうという話に触れ、弟子入りして味を引き継ぐ決意をしたのです。
2007年にコンテストで全国3位に輝いた今屋のハンバーガーの特徴は、ハンバーガーなのにホットドッグスタイルのコッペパンを使うこと。
一番人気のミックスエッグ(550円)はパン、ハンバーグ、ソース、卵焼き、ウインナー、キャベツの〃六味一体〃のおいしさ。カリッと香ばしく焼かれたパンに、ぜいたくな具材とソースのハーモニーが癖になります。注文を受けてから一つ一つ丁寧に手作りしています。「伝統の味を守っていくのは大変ですが、『そうそう、この味』と言って笑顔になるお客さんを見るのが何よりうれしい」と言います。
小学校時代の作文に書いたのは、「将来の夢はコックさんになること」。高校時代はジャスコのマクドナルドでハンバーガーを食べていたそうです。しかし、まさか自分が、福岡のハンバーガー屋の店長になるとは思わなかったと笑います。
「延岡の皆さんに食べてもらいたい?」と尋ねると、「例えば、まつりのべおかに出店して、このハンバーガーを食べて笑顔になってもらいたいですね。ただ材料が変わると味も変わりますし、コストもかかる。いくつものハードルを越えなきゃいけません」
なるほど、まつりのべおか実行委員の皆さま、機会があればよろしくお願いします。
長浜海岸や愛宕山など時折、ふるさと延岡の景色を思い浮かべながら、きょうもおいしいハンバーガーをコツコツと作っている甲斐さん。福岡市のソウルフードのいわば「味の防人(さきもり)」から、ふるさとの皆さんへのメッセージとして「もし福岡にお越しの際は『宮崎から来ました』と言っていただければサービスしますよ!」。頑張れ県北人!
(元UMKアナウンサー。現在、フリーアナウンサーとしてテレビ西日本の「ももち浜ストア」のMCを担当。日之影町生まれの延岡育ち。趣味は渓流釣り。県北のほとんどの川で釣りをしたというヤマメ釣り歴45年。延岡高校31回生・1979年3月卒/リポートは月2回のペースで掲載します)